Paul kossoff(ポール・コゾフ)
あのFreeのポール・コゾフです。
情熱的かつ繊細なサウンド。鳴きのギタリストといえばこの人。
時には感極まって演奏中に自分が泣いてしまうこともある人です。
で、特に「奇跡のヴィブラート」と呼ばれるビブラートではあのエリック・クラプトンでも「自分でも、あの音は絶対に真似できないだろう」と唸らせ、わざわざ楽屋にまでどうやって弾いているのか見に行ったそうな。
コゾフ自身も、クラプトンやジェフ・ベックのプレイをひたすらコピーしていたらいつのまにか身についていたので、どうしてこうなったのかはヨクワカラナイそうな。
Freeの譜面を見れば、コゾフのプレイは本当に大したことのないテクニックの連続と言った感じなのに、ただのチョーキング一つでも、どうしてこの人のギターは相手の心を捉えて放さないのか。目に見えない感情に訴えかけてくる何かを感じます。
憧れのギタリストの一人です。
Freeも勿論大好きでアルバムはよく聴いています。 イギリスのバンドでは一番好きかも。
ポール・ロジャースもモチロン好きなんだけど、ペイジやブライアン・メイが横にいるより、コゾフが横にいた方がいい。
バック・ストリート・クロウラーでソロ活動してるけど、コゾフ自身も、やっぱりフリーの中にいるコゾフが好きです。
曲自体はフリーはロックらしい疾走感とかは無い感じだけど、他の誰にもプレイできないようなソウルフルなプレイをするポール・ロジャースとポール・コゾフ、地味さは否めないがひたすら堅実に叩く縁の下の力持ち的な存在のサイモン・カーク、間って言うのか曲の間に感じる「空間」を大切にしているかのようなアンディ・フレイザーの作曲とベースプレイ。 この四人がいてこそアンサンブルが完成し、フリーのマジックが誕生するって感じでしょうね。
by Macarena-aa
| 2009-10-04 02:10
| 好きなミュージシャン